香りの散歩道


大阪・関西万博

墨絵・朝野泰昌
「朝野家 香りの散歩道」
この番組は、山陰 湯村温泉、朝野家の提供でお送りします。

日本で環境をテーマにした万博、『愛・地球博』が開催されたのは2005年。
今から20年前のことです。
自然の叡智に学び、循環型社会をめざすことの大切さを、多くの人が気づかされたのではないでしょうか。

そして、今年。
『大阪・関西万博』がいよいよ開幕します。
テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。
いのちを救い、いのちをつなぐために、私たちに何ができるのか。
考えるきっかけになるといいですね。

大阪では、二度目の開催となる万博。
メイン会場は、大阪湾に浮かぶ人工の島、夢洲(ゆめしま)です。
1970年に開催されたときは、吹田市が会場でした。

斬新なデザインで話題になった「太陽の塔」や、アポロ計画で宇宙飛行士が持ち帰った「月の石」の展示など、当時の熱狂ぶりを覚えている方もいらっしゃるでしょう。
その広大な跡地には、たくさんの木が植えられ、今は「万博の森」として市民の憩いの場になっています。

そして、この森で育った700本近い木が、今回の万博会場に移植されました。
「静けさの森」と呼ばれるこのエリアでは、来場者が緑の香りに包まれながら散策をしたり、木陰で涼んだり、思い思いの時間を過ごすことができるとか。

50年前につくられた「万博の森」から「静けさの森」へ。
木々のいのちも、つながれていくのですね。


「朝野家香りの散歩道」この番組は、山陰 湯村温泉、朝野家の提供でお送りしました。

*毎週水曜日・FM山陰.他で放送中  ↓mp3です。 wmp等でお聞き下さい。

4月分は現在放送中に付き、もう少々お待ちください。


『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、

毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞に掲載されます。



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